牧野知弘氏の「知らないと大損をする! 【図解】実家の「空き家問題」を解決する本」を読みました。
私の実家はまだ空き家ではありませんが、将来空き家になったときのことをずっと考えていました。
そこで目に留まったのがこの本です。
実家はバブル前後に造成された住宅地ですが、実家の周りをジョギングすると、空き家の多いこと多いこと、びっくりしました。10軒に1軒以上の割合で空き家になってるような感じがします。
それもそのはず、このころに購入した人は、ほとんどが70代、80代のはずです。
ということは、夫婦とも亡くなっているか、片方が亡くなって、片方が老人ホームに入っていても不思議ではありません。
駅からバスで15分ぐらいかかりますので、需要がそんなにあるとは思えません。しかし。供給は山ほどあります。
私は実家とは程遠いところに勤務してますし、兄弟全員同じ状況です。
将来空き家になることは決定的です。
ということで、読み始めましたが、ここに書いてあることは、今なら売れる・貸せる、リフォームすれば売れる・貸せる前提の話ばかりで、地方の、田舎の、郊外の需要と供給のバランスがくずれている、子供たちも住む気がない空き家をどうすればいいかの答えは全く書いてありませんでした。残念。
売却できそうな空き家については、とても参考になる本だと思います。
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