横山隆美氏、宮宇地覚氏の「私達から保険代理店へのメッセージ -変化を乗り切る保険代理店経営-」を読みました。
アメリカンホームの元社長の横山氏と代理店保険ネットワークセンター、コンダクト社長の宮宇地氏の新刊です。
宮宇地氏の本は過去に2冊紹介しましたが、今回も素晴らしい内容です。
どうして保険代理店が真似しないのか不思議で仕方ありません。
保険代理店といっても、損保代理店のことを意識して書かれていますので、生保代理店には当てはまらない部分はあります。
それでも、真似できる部分はたくさんあると思います。
この本でいちばん衝撃だったのは、費用、特に給与について詳しく書いている点です。
生保代理店はいまだに個人事業主の集まりで、組織として機能していません。
募集人の代理店間の移動は激しく、それによって売り上げが大きく変わる、募集人に顧客がついている状態です。
組織として顧客に対応する、募集人ではなく会社が顧客を担当する、歩合ではなく固定で雇用するなど、新しい可能性のヒントがたくさん詰まっています。
支社でこの本を使って勉強会をすると面白いと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿