ポール・J・ザックの「トラスト・ファクター -最強の組織をつくる新しいマネジメント-」を読みました。
最近、読書会でこの本を紹介してもらい、読んでみました。
大当たり!
わかりやすい。
おもしろい。
タイトルからはちょっとわかりにくいですが、「『信頼』のマネジメント」です。
人を部品の一つ、歯車として考えている企業も多いと思いますが、「信頼」をベースにすると、どれだけのメリットがあるかを示しています。
「組織の信頼の67%は「オベーション」(組織の成功に貢献した人を称賛すること)で説明できます」
「組織の信頼の63%は「期待」(同僚がグループとしての課題に直面したときに生じるもの)で説明できます」
「組織の信頼の51%は「委任」(従業員がプロジェクトの進め方を自ら選択できるようにすること)で説明できます」
「組織の信頼の82%は「委譲」(従業員が自ら仕事をデザインし、自己管理することを可能にすること)で説明できます」
「組織の信頼の65%は「オープン化」(従業員とともに情報を広く共有すること)で説明できます」
「組織の信頼の84%は「思いやり」(同僚との人間関係を意図的に構築すること)で説明できます」
「組織の信頼の72%は「投資」(従業員に1人の人間として成長してもらうこと)で説明できます」
「組織の信頼の82%は「自然体」で説明できます」
上記のようなことが、章の最初に書いてあります。
そして、「信頼」×「目標」=「喜び」と言っています。
社会の人々の生活の向上が超越的な「目標」ですが、この目標も目先の売上のために忘れているケースが多いと思います。
ここまで書いていて、どれも当たり前のことばかりですが、何もできていないです(反省)。
超おススメの1冊です。
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