ジェイ・ハインリックスの「THE RHETORIC ー人生の武器としての伝える技術ー」を読みました。
今年1番かもしれません。
それぐらいいい。衝撃!
営業に使えます(笑)。
「レトリック」「メタファー」「ナラティブ」という言葉に目がないからかもしれませんが・・・
「議論は、うまくやれば聞き手を語り手の思うとおりに動きたい気持ちにさせるもの。それに対して口論は、相手に勝つためにするものだ」
「誰かと一緒に何かを決断したいなら、未来に焦点を合わせなければならない」
「特に説得につながりやすいのはユーモアである」
「共感とは、聞き手の「パトス(感情)」に寄り添うことである。聞き手の気分を否認したり、否定したりしてはいけない。共感とは、関心を示すことにほかならない」
「感情は予測と経験ー過去に起こった、あるいはこれから起こるであろうと聴衆が信じていることーがあるからこそ生まれる。したがって、実際に経験したときの感覚をより生き生きと語れば、より強い感情を聴衆に起こさせることができる」
「レトリックで反則となるのは、「間違った時制で話すこと」、「選択の話ではなく価値観をめぐって議論すること」、「侮辱することで相手を議論から遠ざけてしまうこと」」
「「スピーチの組み立て方」の基本は何千年経っても変わらない。基本的には、次に挙げるのが定石である。まず「エートス(人柄)」、次に「ロゴス(論理)」、最後に「パトス(感情)」である」
まちがいなく「買い」の1冊です。
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