岩井俊憲氏の「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」を読みました。
マンガ版アドラー心理学です。
いろんな本のマンガ版が出ていますが、流行っている理由がよくわかります。
タイトルにあるように、わかりやすい!
この本で、まず伝えたいことはアドラー心理学の全体像ということなので・・・
アドラー心理学の全体像
困難を克服する活力を与える「勇気づけ」
人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく自ら運命を
創造する力がある「自己決定性」
過去の原因ではなく、未来の目標を見据えている人間の
行動には、その人特有の意思を伴う目的がある「目的論」
人は心の中が矛盾対立する生き物ではなく、一人ひとり
かけがえのない、分割不能な存在である「全体論」
人間は、自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握
する「認知論」
人間のあらゆる行動は、相手役が存在する対人関係である
「対人関係論」
精神的な健康のバロメーター。共同体の中で
所属感・共感・信頼感・貢献感の確かさを求めて
行動する「共同体感覚」
自分自身を勇気づける3つのカギ
1 所属感
2 信頼感
3 貢献感
他人を勇気づける法
1 ヨイ出しをする
2 加点主義でかかわる
3 プロセスを重視する
4 失敗を受け入れる
5 感謝を伝える
本論のマンガの方は、ケーキ屋さんを舞台に、最後に大きなハッピーエンドがあります。
アドラー心理学はここから入るといいと思います。
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