トッド・ローズの「平均思考は捨てなさい -出る杭を伸ばす個の科学-」を読みました。
「平均思考は捨てなさい」というようなことはずいぶん前から言われています。今の言葉でいうと、「ダイバーシティ」、多様性の時代と言われています。
ダイバーシティが叫ばれているということは、ダイバーシティではないからです。
2,3日前のSNSで経団連の役員が男性しかいない、日本人しかいない、高齢の人しかいないなど、全く多様性のないことが指摘されていました。
日本を代表する企業人が集まっても、ダイバーシティが実現しないのですから、日本では似たような人が集まるということになりますね。
私は、適材適所という言葉が好きなので、平均的に何でもこなすなんて、効率的ではないと思っています。
ソリシターでも、リクルートが得意な人もいれば、既存代理店の活性化が得意な人もいます。
プロ代理店と馬が合う人もいれば、税理士と馬が合う人もいます。
ソリシターごとの能力に注目して、適材適所の人材配置をした方が支社としてパフォーマンスが上がると思います。
が、
平均値よりも下回っているというGAPを埋めさせるマネジメントがほとんどだと思います。
また、平均思考で中で育ってきているので、出る杭になる人はほとんどいません。
平均思考から脱却できるイメージが全くわきませんが、個々の能力に着目する企業はいち早くチャンスをつかむでしょうね。
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