ロナルド・A・ハイフェッツ、マーティ・リンスキー、アレクサンダー・グラショウの「最難関のリーダーシップ -変革をやり遂げる意志とスキル-」を読みました。
前回の本も友人の本棚から借りてきたものですが、今回の本も友人の本棚からいっしょに持ってきたものです。
2冊連続当たりです。
日本語タイトルがイマイチです(笑)。直訳だと適応するリーダーシップです。
この本のテーマは、「技術的問題」と「適応課題」です。
「技術的問題」であれば、解決策がわかっているので、技術や知識で解決できるけど、「適応課題」は信念や習慣などを変えないと対処できないものであり、技術や知識を駆使してもうまくいきません。
実際の課題は両方が複雑に絡み合ってできているので、コンサルがちょろっと来ても解決しないということがよくわかりました(笑)。
アダプティブ・リーダーシップのプロセス
観察→解釈→介入→観察
適応力の高い組織の5つの特性
1.「エレファント」※を指揮する
2.組織の将来に対する責任が共有されている
3.自主性のある判断が期待されている
4.リーダーシップを育てる力が発達している
5.内省と継続的な学習が日々の業務に組み込まれている
※重大な問題で、その場にいる誰もがその存在を認識して
いるが、見て見ぬふりをされているものをエレファントと
呼ぶ。
これを読むと、適応力の高い組織=学習する組織ですね。
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