荒川詔四氏の「優れたリーダーはみな小心者である。」を読みました。
元ブリヂストンCEOのリーダーシップ本です。
元インテルCEOのアンドリュー・S・グローブの「パラノイアだけが生き残る」とタイトルがかぶっています、というか世界有数の企業経営者は似ているということでしょうか。
世界で14万人の部下を持ったリーダーはやはりすごい。
「リーダーシップとは、相手を無理やり動かすことではない。そんなことをしても反発を食らうだけ。それよりも、魅力的なゴールを示して、メンバーの共感を呼ぶことが重要」
「だから、「誰か」を指導するなどと不遜な考えを持つ前に、「自分の課題から逃げない」という「心の持ち方」を徹底することが重要」
「部下の「自尊心」を傷つけることほど愚かなことはない」
「「目先の利益」よりも、「実力」を養うことを優先する」
「社長に上がってくる提案は、すべて「妥協の産物」である」
最後の「社長に上がって・・・」は、私は社長をやったことがないので、考えたこともなかったですが、考えてみれば当たり前で、元々の提案に尖った部分を読み解く必要がある、それを読み解いていってたということには新しい気づきでした。
年末に当たりの1冊に出会いました。
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