マリーネ・フリース・アスナン、マリー・キングストンの「北欧の最新研究によるストレスがなくなる働き方」を読みました。
どこの会社でもメンタルで休んでいる人がいると思います。
この本は、「ストレスがなくなる働き方」というより、人事や管理職の対応方法が中心となっています。
ずいぶん昔メンタルヘルスマネジメント検定を受けたことがありますが、そのテキストよりも詳しく書いているような気がしました(笑)。
人事や管理職の人は間違いなく買いの1冊だと思います。
ストレスの段階
常温:要求と資源のバランスがとれている
高温:プレッシャーのはじまり
過熱:プレッシャーの持続
溶解:プレッシャーの長期化
燃え尽き:長期にわたる重度のプレッシャー
常温段階の4つの要素
1.バランス:要求と資源のバランスがとれている
2.コントロール:やりたいこと、やりたくないことを
選択できる
3.有能感:自分にはできると思える
4.個人的成長:日々成長を実感できる
健康、高パフォーマンス、低病気休暇の6つの要素
1.影響力
重要な意思決定と自分の勤務条件に自ら影響を及ぼす
ことができる
2.社会的支援
同僚や上司と良好な関係を築いている。互いに関心を
もち、助け合っている
3.意義
自分の仕事には意義があり、自分が大きな影響を
与えていると感じる
4.評価
仕事に対する評価とフィードバックを受けており、
自分の貢献の価値が周囲から認められている
5.予測可能性
自分の仕事に一定の予測可能性があり、自分である程度
コントロールできる
6.要求
自分に課せられた要求は、簡単なものと難易度の高いもの
とのバランスがとれている
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