今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文の1つです。
興味深いテーマです。
組織の中の同調圧力と「建設的な不調和」について書かれています。
組織にいると、上司の意見に合わせないといけない、声の大きな人の意見に合わせないといけない、大多数の意見に合わせないといけないというような同調圧力があります。
悪影響として、勤労意欲の低下、イノベーションが起こらなくなります。
同調圧力がはびこる三つの理由
①社会的圧力に負ける
②現状が心地よくなる
③情報を都合よく解釈する
建設的な不調和を取らせる六つの戦略
ステップ1 社員に本当の自分を取り戻すチャンスを与える
①どうすれば「自分らしい」と感じられるかを本人に
じっくり考えてもらう
②仕事のやり方には口を出さず、求める結果だけを指示する
③自分自身で問題解決させる
④社員に自分のミッションを決めさせる
ステップ2 自分の強みを発揮させる
ステップ3 リーダーも部下も、現状に疑問を投げかけてみる
ステップ4 困難な経験をさせる
ステップ5 社員の視野を広げる
ステップ6 みずから異議を唱え、周囲もそうするよう勧める
かなり省略しましたけど、詳しくは読んでみてください。
日本では、個人と意見とは切り離されていないので、より難しい気もしますが、「建設的な不調和」と意図的に作っていく必要がありますね。
2017/10/17
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