ジョン・P・コッター、ホルガー・ラスゲバーの「ナディアが群れを離れる理由 -変われない組織が変わるためのリーダーシップ-」を読みました。
私の知る限り、ジョン・P・コッターの2冊目の寓話です。
「カモメになったペンギン」
今回の寓話はいろんなことを考えさせられますが、テーマとしているのは、「リーダーシップ」と「マネジメント」です。
リーダーシップ
・方向性を決める
・人々の足並みをそろえる
・モチベーションを引き出す
・意欲をかき立てる
・チャンスに気づき、障害を乗り越え、
素早く機動的にイノベーティブな方法で
豊かな未来へ飛躍するように、人々を
動かすこと
マネジメント
・計画を立てる
・予算をつくる
・組織化する
・人員を配置する
・評価測定する
・問題解決
・コンスタントに確実で効率的な結果を
出すために、すでに知っている方法を
素晴らしくうまくやること
会社によっては、「マネジメント」という言葉をほとんど使わない会社と「リーダーシップ」という言葉をほとんど使わない会社と「マネジメント」と「リーダーシップ」という言葉を使い分けている会社があるのではないでしょうか?
もうひとつテーマとしているのは、「実行する組織」で取り上げられていたヒエラルキー型組織とネットワーク型組織の「デュアルシステム」です。
「実行する組織」
この本をきっかけに「デュアルシステム」に光が当たりそうな気がします。
この本を種火として、マネジメントとリーダーシップについてダイアログしてもおもしろそうです。
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