梅田悟司氏の「「言葉にできる」は武器になる。」を読みました。
「言葉が意見を伝える道具ならば、まず、意見を育てる必要があるのではないか?」
「言葉は思考の上澄みに過ぎない」
「はじめに」に太字で書かれている文章です。
当たり前といえば当たり前なのですが、衝撃が走りました。
この本では、実際に発している言葉ではなく、頭の中に浮かんでくる言葉ではなく、「内なる言葉」に意識を向けるということが大切と書いています。
内なる言葉を磨く全身思考法
①頭にあることを書き出す(アウトプット)
②「T字型思考法」で考えを進める(連想と深化)
③同じ仲間を分類する(グルーピング)
④足りない箇所に気付き、埋める(視点の拡張)
⑤時間を置いて、きちんと寝かせる(客観性の確保)
⑥真逆を考える(逆転の発想)
⑦違う人の視点から考える(複眼思考)
もうひとつ衝撃だったのが、内なる言葉と向き合うために自分との会議時間を確保するということでした。それも1週間に2回、1~2時間。
まだ試していませんが、自分自身と向き合う時間を確保しておくというのはいい効果があるような気がします。
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