松木邦裕先生の「耳の傾け方 -こころの臨床家を目指す人たちへ-」を読みました。
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臨床家の聴き方は半端ないです。
私は、平日の昼間は、「聞くことが重要」とか「傾聴しろ」とか「ご意向を伺え」とか偉そうなことばかり言ってますが、恥ずかしくなります。
共感と受容のための支持的な聴き方
ステップ①
語り表されることをそのままに受け取り、そのままついていく
すなわち傾聴しつつ観察しつつクライアントの立場に立ち、
思いに批判なく添ってみる
ステップ②
客観的に聴く
クライアントの語ることを客観的な事実ととらえてしまわず、
「・・・とこの人は思っている」という客観化した視点から聴く
ステップ③
私自身の体験、思いと重ねて味わい聴く:こころの深みを
並走すること
彼/彼女のこころの痛み、苦しさを自分のそれ「共通感覚」
と重ねて味わい理解する
ステップ④
同じ感覚にあるずれを細部に感じ取る
彼/彼女の思いや思考の動きと私の内なる思いや思考の
動きのずれから湧き上がる”問い”を吟味する
一般人はステップ②までできればいいと書いてあります。
いちばん大切なことは「沈黙」を学ぶことだと言っています。
セールスパーソンの中には、NLPを学んでいる人も多いと思いますが、視座や視点の豊富さもNLPの比じゃないですね。
セールストレーニングは、「聴く」ことに関して、もっと探求が必要だと感じました。
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