伊藤亜紗先生の「目の見えない人は世界をどう見ているのか」を読みました。
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以前、ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ったことがありますが、ダイアログ・イン・ザ・ダークとは照度0の世界です、ひとことで言うと恐いです。
日ごろ、目から得られる情報にどれだけ頼っているかがわかりました。
言葉も代名詞(これ、ここなど)でコミュニケーションを取っているかもわかりました。
また、周りの人の声や手がどれだけ支えになるかもよくわかりました。
この本の中でも、ダイアログ・イン・ザ・ダークの案内人の方が出てきますが、彼らは見ているかのように素早く動いてましたし、私の目の前にあるものを言い当ててました。
「恐怖心は、対応できない偶発事が起こるかもしれないというネガティブなよきから生まれます。偶発事を排除した揺るがないイメージに没入することができれば、恐怖心は生まれません」
「二〇〇六年に厚生労働省が行った調査によれば、日本の視覚障害者の点字識字率は、一二.六パーセント。つまり、見えない人の中で点字が読める人はわずか一割程度しかいないのです」
上記が一番よくあわらしていると思いましたが、見える人の思い込みでいろんなものがつくられていると。
この本の問題提起でもありますが、関係の中で意味をつくっていくことが必要ですね。
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