ソリシター、サポーター、MR、プロモーター、AAC、代理店、代理店担当、ホールセラー、生命保険、ANP、リクルート、稼働、KASH、AC、セールスプロセス、来店型、セミナー、定期保険、養老保険、終身保険、ASR、銀行窓販、全額損金、象の背中、MDRT

2015/11/12

異文化理解力

エリン・メイヤーの「異文化理解力 -相手と自分の真意がわかるビジネスパーソン必須の教養-」を読みました。


http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4862762085&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr


外国の方の本を読んでいると、「それって、日本人にも言える?」「それ日本でも通用する?」と思うことがたくさんあります。

この本は国別の文化について書かれていますので、日本と他の国の人の違いがよくわかります。


8つの指標

①コミュニケーション
 ローコンテクストVSハイコンテクスト
②評価
 直接的なネガティブ・フィードバックVS間接的なネガティブ・フィードバック
③説得
 原理優先VS応用優先
④リード
 平等主義VS階層主義
⑤決断
 合意志向VSトップダウン志向
⑥信頼
 タスクベースVS関係ベース
⑦見解の相違
 対立型VS対立回避型
⑧スケジューリング
 直線的な時間VS柔軟な時間


日本は・・・

コミュニケーションは、ハイコンテクストです。ほのめかして伝えますので行間を読まないといけません。

評価は、間接的なネガティブ・フィードバックです。厳しいことは言わず、やんわりと伝えられます。

説得については、日本については記載がありません。

リードは、階層主義です。肩書きが重要で、序列を飛び越えるとえらいことになります。

決断は、合意志向です。この本の中でも、「稟議」や「根回し」について触れられています。

信頼は、関係ベース寄りです。飲みニケーションが重要です。

見解の相違は、対立回避型です。面と向かって反対することを好みません。

スケジューリングは、直接的な時間です。柔軟に、流動的によりも、スケジュール通りに進むことが望まれます。


外国人と仕事をしている人には必読ですし、営業的にも、日本に対するアプローチを考えるときに非常に参考になります。


英治出版は相変わらずいい本出しますね。

今年いちばんです。

0 件のコメント: