エリン・メイヤーの「異文化理解力 -相手と自分の真意がわかるビジネスパーソン必須の教養-」を読みました。
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外国の方の本を読んでいると、「それって、日本人にも言える?」「それ日本でも通用する?」と思うことがたくさんあります。
この本は国別の文化について書かれていますので、日本と他の国の人の違いがよくわかります。
8つの指標
①コミュニケーション
ローコンテクストVSハイコンテクスト
②評価
直接的なネガティブ・フィードバックVS間接的なネガティブ・フィードバック
③説得
原理優先VS応用優先
④リード
平等主義VS階層主義
⑤決断
合意志向VSトップダウン志向
⑥信頼
タスクベースVS関係ベース
⑦見解の相違
対立型VS対立回避型
⑧スケジューリング
直線的な時間VS柔軟な時間
日本は・・・
コミュニケーションは、ハイコンテクストです。ほのめかして伝えますので行間を読まないといけません。
評価は、間接的なネガティブ・フィードバックです。厳しいことは言わず、やんわりと伝えられます。
説得については、日本については記載がありません。
リードは、階層主義です。肩書きが重要で、序列を飛び越えるとえらいことになります。
決断は、合意志向です。この本の中でも、「稟議」や「根回し」について触れられています。
信頼は、関係ベース寄りです。飲みニケーションが重要です。
見解の相違は、対立回避型です。面と向かって反対することを好みません。
スケジューリングは、直接的な時間です。柔軟に、流動的によりも、スケジュール通りに進むことが望まれます。
外国人と仕事をしている人には必読ですし、営業的にも、日本に対するアプローチを考えるときに非常に参考になります。
英治出版は相変わらずいい本出しますね。
今年いちばんです。
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