フィリップ・ヤノウィンの「どこからそう思う? 学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ」を読みました。
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ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ(VTS)はニューヨーク近代美術館(MoMA)で始められた美術鑑賞ワークショップです。
この本では、小学校の先生がファシリテーターになって実施することで、生徒の学力が向上するという視点で書かれています。
私も美術鑑賞ワークショップは何回か参加したことがありますが、子どもだけのものではありません。大人の方が有益だと思います。
VTSのプロセスは、
・作品をよくみる
・観察した物事について発言する
・意見の根拠を示す
・他の人の意見をよく聴いて考える
・話し合い、さまざまな解釈の可能性について考える
上記を見ると、苦手なものばかりです(笑)。作品のところを仕事に関わるものに置き換えてみると、営業にも効果があることがわかります。
マネジャーは、ファシリテーターのトレーニングをすることで、様々な意見を引き出すこと、よく聴くことの訓練ができます。
ソリシターは、鑑賞者を経験することで、観察すること、自分の意見を話すこと、他の人の意見を聴くこと、さまざまな解釈について考えることの訓練ができます。
ビジネスの世界にも今後入ってくるのではないでしょうか。
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