ラリー・ドレスラーの「プロフェッショナル・ファシリテーター -どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀-」を読みました。
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今年読んだ本で一番良かった~。
頭をトンカチで何十回もたたかれている衝撃を受けました。
修羅場のファシリテーションをする人には必需品になると思いますし、いろんな修羅場で使えると思います。
サブタイトルの「6つの流儀」は、以下の通りです。
1.自分の状態変化に敏感になる
2.「いま、ここ」に集中する
3.オープンマインドを保つ
4.自分の役割を明確に意識する
5.意外性を楽しむ
6.共感力を養う
章の終わりにいくつか問いが書かれていて、リフレクションさせてくれます。
流石、修羅場幾度となく経験しているファシリテーターが書いているので、問いがいいです。
特に刺激を受けたものをピックアップします。
□どんな時にあなたは自分の感情を抑えられなくなるだろう
か。不安を感じ、自己を正当化するような行動を取って
いるだろうか。そんな時、心の中ではどんなことを呟いて
いるだろうか。
□イライラしたり、恐れや憤り、人と関わりたくない気分に
陥っている時、その気持ちの原因になっている自分の
価値観やこだわりを考えてみよう。
□思い込みや信念が間違っていたと気づいた時のことを
思い出してほしい。その時に何を学んだだろうか。
□自分はどんな状況の時に独りよがりになったり、自己
正当化したり、優越感を感じるのか、考えてみよう。
□悲観論で覆われているところで、一人可能性を信じポジ
ティブな気持ちを維持することは簡単ではない。そのため
に助けとなるものは何だろうか。
□あなたが仕事の中で絶対に妥協したくないことは何
だろう。人生の中では何だろう。
□恐怖を乗り越え、柔軟かつ大胆に行動できるための
自分の信条を考えてみよう。
□嫌な態度を取り、ミーティングを台無しにする人を前にして
も、あなたがオープンで共感力に満ちた気持ちでいるため
に何が必要だろう。
□ミーティングの中に、あなたが気になる参加者の言動は
何か。あなたにとって我慢し難い他人の行動は何だろうか。
それは、自分の中にあるまだ認めていない部分に関係して
いるのではないだろうか。
超おススメの一冊です。
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