中土井僚氏の「人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門」を読みました。
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待望のU理論入門書です。
「U理論」は難解です(それに加えて600ページ以上あります)。
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「U理論とは、一言でいえば、「過去の延長線上にない変容やイノベーションを個人、ペア、チーム、組織やコミュニティ、そして社会で起こすための原理と実践手法を明示した理論」です。」
U理論のプロセスが有効なのは、今までの解決方法うまくいかない複雑な問題が多くなってきているという背景があると思います。
3種類の複雑な問題
1.ダイナミックな複雑性
きわめて多様な要因が絡み合い、原因と結果が空間的、
時間的に離れていることによって生じる複雑性
2.社会的な複雑性
関係者の間で価値観、信念、利害が相反していたり、
経験の差に開きがあったりすることによって生じる複雑性
3.出現する複雑性
これまで遭遇したことがない予測不可能が高い変化に
よって生じる複雑性
U理論の7つのステップ
1.ダウンローディング(Downloading)
過去の経験によって培われた枠組みを再現する
2.観る(Seeing)
判断を保留し、現実を新鮮な眼で観る
3.感じ取る(Sensing)
4.プレゼンシング(Presencing)
源につながる
5.結晶化(Crystallizing)
ビジョンや意図を明確化する
6.プロトタイピング(Prototyping)
実行、実験によって未来を探索する
7.実践(Perfoming)
新しいやり方、仕組み、習慣として実体化する
この本の特長は、何といってもわかりやすい。読みやすい。
おススメの1冊です。
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