和田浩子氏の「P&G式 世界が欲しがる人材の育て方 -日本初のヴァイスプレジデントはこうして生まれた-」を読みました。
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タイトルとは違って、著者のP&Gでの歴史というタイトルの方がピッタリです。
が、人材育成のことについてももちろん書いてあります(笑)。
当時、新人からCEOまで身につけることをきたいされているスキル「WCFs(What Counts Factors)」というものがあったそうです。
・リーダーシップ
・実行力(イニシアティブをとる)
・優先順位をつけて仕事をする
・クリエイティブ力
・他人との効果的な協働
・戦略的思考と問題解決力
・コミュニケーション力
どこの企業でも重要視してそうなスキルです。残念ながら、具体的にどのように高めていったのかは書いてありません。
ただ、一般的に多い号令だけではなく、ワークショップがあったり、ファシリテーターがいたりと、スキルアップさせる仕組みも動いていることがわかります。
それだけでなく、この本でも「リクルート」、育つ社員しかいらないというようなことが書いてあり、ユニークな取り組みをしています。
教育で解決できる、したいと思っていましたが、読む本、読む本、採用が重要と書いています。
最後に、「リーダとしてあるまじき行動」としておもしろいことが書いてあったので、抜粋しておきます。
ヴィジョンを持たずに組織を率いる
1.ヴィジョンがない
2.可能性がないとあきらめる
3.組織がばらばらの方向を向いている
4.本人に信念がない
部下をがっかりさせる
1.目標がころころ変わる。役割分担がはっきりしない
2.のんびりしている
3.陰口や讒言の横行を許す
4.情熱がない
5.部下を重要視していない
人材を育てない
1.必要な人材を確保しない
2.重要なことはいつも人任せ
3.重要課題から逃げる
4.勘に頼りすぎる
5.上に立つには十分な能力がない
6.人材育成する環境ではない
7.権力を独占する
8.成功に報いない、褒めない
9.部下のキャリア育成を考えない
10.個性の強いものは嫌う
11.異なる状況に対応できない
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