C・K・プラハラード、ベンカト・ラマスワミの「コ・イノベーション経営 -価値共創の未来に向けて-」を読みました。
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10年前に書かれたとは思えません。
全く古さを感じさせないというか、これだ!という感じです。
生命保険業界も価格競争、返戻率競争、手数料競争が激しくなり、このままでは業界全体がおかしくなってしまうと思います。
上記以外の価値創造が必要だと考えていました。
それが、「価値の共創」です。
共創を支える要素として、4つ挙げられています。
DART
対話(dialogue)
利用(access)
リスク評価(risk assessment)
透明性(transparency)
「製品や業務プロセスの質だけではなく、共創経験の質にも気を配らなくてはならない。その質は、企業と消費者のかかわり合いを支えるインフラが、どれだけ多彩な経験を生み出せるかに応じて決まる。企業は、多彩な共創経験を実現できるように、「経験環境」のイノベーションを効果的に図らなくてはならないのだ。融通の利く「経験ネットワーク」を築いて、各個人が経験を紡ぎだしたり、パーソナル化したりするためのお膳立てをする必要があるのだ。」
現在、消費者との接点は、代理店、直販社員に完全に任せきりになっていますが、会社として、まずはインフラをつくっていく必要があると思います。
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