青木聡氏、久保隆司氏、甲田烈氏、鈴木規夫氏の「インテグラル理論入門Ⅰ -ウィルバーの意識論-」を読みました。
インテグラル理論とは、ものごとを統合的にとらえるための枠組みです。その枠組みを構成する要素として、
・クオドラント(象限)
・レベル(意識構造)
・ステート(意識状態)
・ライン(発達ライン)
・タイプ(タイプ類型)
の5つがあります。
象限は、個人の内面(主観的)、個人の外面(客観的)、集団の内面(社会的)、集団の外面(文化的)の4つの視点で見る必要があると言っています。
通常、ひとつの視点のものごとを見てしまいがちですが、視野を広げて4つの視点で見ないといけないということです。
課題や問題に取り組むときに、特定の立場で考えると後で違った問題がよく出てきますが、そうではなくて、統合的・包括的な視野で対応すると違う結果が出てくるでしょう。
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