今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。
サブタイトルが「あらゆる選択肢から検証する7つのステップ」となっていて、この7ステップは、日頃漠然と考えていた戦略策定プロセスと同じで、しっくりきました。
戦略立案7つのステップ
1.問題点より選択肢に目を向ける
問題点の解決につながりそうな、互いに異なる選択肢を少なく
とも2つ探す。
2.戦略シナリオを導き出す
選択肢を膨らませて、考えつく限りの戦略シナリオを列挙する。
3.成功への条件を明確にする
各シナリオについて、理にかなった戦略であるために必要な
条件を明確にする。
4.難条件を見極める
最も成り立ちそうもない条件を見極める。
5.難条件の検証を準備する
それぞれの難条件について、「この検証に耐えれば、戦略
実現への関与を引き出せそうだ」と納得できる十分な検証
方法を探る。
6.検証作業を行う
突破できる可能性が最も低そうな難条件から順番に検証作業
を行う
7.戦略を決める
検証結果を基に、主な条件が満たされているかどうかを確か
め、戦略とすべきシナリオを選ぶ。
昨日、ある研究会の忘年会でシナリオプランニングで、業績が好転した企業のベストプラクティス聞く機会がありました。私の周りでは「シナリオ」を作って、どうした、こうしたというのは聞いたことがありませんが、これからシナリオが使われる機会が多くなるような気がします。
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