バリー・シュワルツの「なぜ選ぶたびに後悔するのか -オプション過剰時代の賢い選択術-」を読みました。
随分前のことですが、証券会社のCMで、ベビーカーを選ぶのに、選択肢が少ないと売れて、選択肢が多くなると決められなくなる(売れなくなる)というものがありました。
「選択回避の法則」です。
なので、提案するときは、Aプラン~Zプランまでありますでは決まらないということです。
この本は、「選択」についての本です。
セールス本に近いのかなと思って読みましたが、マーティン・セリグマンの「学習性無力感」からうつの話へと、学習性無力感が蔓延している私の周りでは、変に納得感があって、それはそれで興味深い内容でした。
生活の質を向上させたいなら、
1.選択の自由を束縛するものを忌み嫌うのではなく、
みずからある程度の制約を取り入れる。
2.最高を求めるのではなく、「まずまず」を求める
(親がこういうのを聞いたことがないだろうか?
「子どもたちは「まずまず」成功してくれさえすれば
それでいい」)
3.決断の結果について期待を低くする。
4.決定は変更不能にする。
5.周囲のひとがどうしているか気にしない。
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