ジョセフ・ルドゥーの「エモーショナル・ブレイン -情動の脳科学-」を読みました。
この本は、情動の脳内メカニズムについて、紐解いています。
この本で取り扱われているテーマとしては、以下のように書いてあります。
・第一のテーマは、心理学的機能を分析するさいの適正レベルが、脳内に表現される機能レベルだということ
・第二のテーマは、情動行動を生みだす脳システムにはさまざまなレベルで進化的履歴がよく保存されていること
・第三のテーマは、意識的気づきの能力をもつ動物では、これらのシステムが機能すると情動的感情が起きるということ
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・第六に、恐れや怒り、幸せや愛や嫌悪を感じたりするような意識化された感情は、ある意味で、他の意識状態と何ら変わることがないということ
・第七に、情動は意図して起こすというよりは、むしろ勝手に生起してしまうもの
・最後に、一度情動が起きると、それはその後の行動を強力に動機づける
私がこの手の本を読むときのテーマは、人はどのような「刺激」が与えられれば、どのような「反応」が起こるのか、いい換えると、セールスがどのような「刺激」を与えれば、お客様はどのような「反応」をするのかということです。
この本は、学術書ではなく、一般ピープルに向けて書かれた本だと書いてありますが、学術書っぽい書き方です。
訳が悪いのか、脳についてまだまだわからない部分が多すぎるのか、私の頭が悪いのか、まだまだ答えにはたどり着きません。
探求は続く・・・
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