竹内一正氏の「スティーブ・ジョブズ 神の交渉力 -この「やり口」には逆らえない!-」を読みました。
スティーブ・ジョブズの本は、数えきれないほど出ていますが、初めて読みました。
「わがまま」、「独裁」と言われていましたが、想像を絶するわがまま、独裁ぶりです。天才でなければ許されない(天才でも許されない?)マネジメントです。
2つの天才ぶりが印象的でした。1つは、何が売れるのかを見極める目です。
大衆は創意を持たない批評家だ。企業は、作家でなければならない。自分で発想せず、大衆への市場調査に発想を求めたら、企業は作家ではなくなる。
大衆が絶賛する商品とは、大衆がまったく気づかなかった楽しみを提供する独創的なものだ。
保険の世界で言うと、他社より保険料の安い、返戻率の良い商品を出すというような、上記と反対の商品開発が多いと思います。レッドオーシャンですね。上記はブルーオーシャンなので、独占で高い収益が見込めます。
もう1つは、超強気な交渉術です。100%成功したわけわけではなさそうですが、高い収益をあげた大きな要因のようです。なかなか真似できるようなものではないですが、何でもかんでも妥協した交渉をしているケースも多いと思いますので、参考にしなければならない点だと思います。
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