マーシャル・B・ローゼンバーグの「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」を読みました。
この本も尊敬する方から紹介していただいた本です。この本も素晴らしい。この考えは流行るんじゃないかな。
NVCとは、Non-violent Communication(非暴力コミュニケーション)の略です。別の言い方では、「人を思いやるコミュニケーション」です。
NVCの4つの要素
1 観察(observation)
2 感情(feeling)
3 必要としていること(needs)
4 要求(request)
NVCのプロセス
・自分の人生の質を左右する具体的な行動の「観察」
・観察したことについて抱いている「感情」
・そうした感情を生み出している、価値、願望、「必要としていること」
・人生を豊かにするための具体的な行動の「要求」
人を思いやるコミュニケーションで、良い関係を築く。そのためには、4つの要素、4つのプロセスがある。
思いやる気持ちを妨げるコミュニケーション
道徳を持ち出す
比較をする
責任を回避する
自分の願望を強要する など
NVCの4つの要素の中で、私の課題としていることが書かれていました。「評価をまじえずに「観察」する」ということです。私は、「観察」しているときにいつも評価も同時にしてしまっています。クリシュナムルティも評価をまじえずに観察することは人間の知性として最高のかたちだと言っているようなので、難しいことなのでしょうが、身につけたいですね。
超おススメの1冊です。
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