大住荘四郎先生の「ポストモダンの組織・地域開発 -ポジティブ・アプローチの実践-」を読みました。
久々の学術書です(なので高ーい(笑))。
サブタイトルにもあるように、AI、OST、フューチャーサーチ、ワールド・カフェなどの「ポジティブ・アプローチ」の本です。
企業では、今でもギャップ・アプローチ(問題解決型アプローチ)と言われる「あるべき姿」と「問題」のギャップに着目して弱みを改善していく方法が多いと思います。
この本では、松戸市や小田原市など自治体での「ポジティブ・アプローチ」(ありたい姿を探求して、強みを伸ばしていく方法)の実践例をAIなどの手法とともに紹介しています。
自治体でこれだけポジティブ・アプローチが取り入れられているとはビックリです。民間企業よりも進んでいるのではないかと思ってしまいます。
問題が複雑化、ニーズの多様化で、「問題」を特定することが難しく、「ギャップ・アプローチ」だけではうまくいきませんが、まだまだ浸透してないですよね。
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