リンダ・A・jヒル、ケント・ラインバックの「ハーバード流ボス養成講座 -優れたリーダーの3要素-」を読みました。
前々からこの本が出版されていることは知っていましたが、タイトルがあまり好きではなかったので、手に取っていませんでした。
が、大失敗。
もっと早く手に取っておけばよかった。
流石、ハーバード・ビジネススクールのリーダシップ部門主任教授、面白いです。
優れたリーダーの3要素とは、以下のことを言っています。
・自分をマネジメントする
・人脈をマネジメントする
・チームをマネジメントする
「マネジメントとはチームの成果に責任を負うことである。」
「この責任を果たすには、他人に影響をおよぼさなくてはならない。つまり、相手の行動だけでなく、行動のきっかけとなる発想や感情を変えていく必要があるのだ。」
「マネジャーは階層の上下を問わずほぼ例外なく、重圧を受け、時間に追われ、細切れの仕事を抱え、てんてこ舞いの状態を避けられない。だから、「マネジャーは、丹念に計画された仕事をじっくり考えながら整然と進める」「マネジャーは計画、組織作り、調整、管理ほか、従来からの『マネジャーの仕事』を、体系立てて思慮深くこなしていく」などという考え方は捨てよう。」
上の3つの抜粋は、どれもマネジメント、マネジャーのことを書いていますが、ソリシターにもぴったりきます。特に、3つ目はソリシターの離職率の高さにつながっていると思います。マネジャーと違い、一緒に仕事をしている人たちは、自分が人事考課をする人たちではなく、フルコミッションの社外の人たちなので、マネジャーの仕事よりも厳しい環境かもしれません。先日も、若手から1,2年は頑張れても、それ以上は無理という話を聞き、ショックを受けました。
これについての答えは、今持ち合わせていませんが、すぐに解決しなければならない問題だと思います。
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