ジム・コリンズ、モートン・ハンセンの「ビジョナリーカンパニー④ -自分の意志で偉大になる-」を読みました。
待望の第4弾です。
所属業界の株式指数で10倍以上の高いパフォーマンスをあげている企業を「10X(十倍)型企業」として、今回も同業種の企業の比較をしています。今回は残念ながら、日本企業はありません。
10X型企業のリーダーシップの3つの行動パターン
「狂信的規律」
「実証的創造力」
「建設的パラノイア」
「狂信的規律」のところ読んでいると、「サスティナビリティ」や以下の本が頭に浮かんできました。
「実証的創造力」を一言で言うと、イノベーションはマストアイテムではないこと、博打は打たず、小さな実験を繰り返し、おお化けしそうなものを探すことでしょうか。
「建設的パラノイア」は、常に最悪の状況を想定し準備しておくことですかね。
500ページ弱の大作ですが、メタファが面白いし、章の最後には要約が書いてあるので読みやすくなっています。
よくある質問のところで、過去の3作との関係が書かれいるのもうれしいですし、訳者の解説で、コリンズとドラッカーの話も興味深いです。
最後の質疑応答のコーナーで否定していましたが、批判的に見ると、後づけの理論のような気がしてなりません。
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