ドミニク・テュルパン、高津尚志の「なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか -世界の先進企業に学ぶリーダー育成法-」を読みました。
スイスのビジネススクールのIMD学長と日本代表が、日本のマネジャー向けに書いてくれています。
耳の痛いことばかり書いてありますが、愛情を感じます。
提案① 研修以前にもっと人事異動を効果的に使え
提案② 幹部教育を手厚くせよ
提案③ 人材育成は日本人も外国人も対象にせよ
提案④ 英語とともにコミュニケーションの型を学べ
提案⑤ 海外ビジネススクールを活用せよ
最後の5番目はセールスにも読めなくないですが、生保業界も1番目の海外勤務経験のある人で
役員になる人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
2番目の幹部教育もほとんどないのではないでしょうか。
3番目の外国人を採用している会社で、日本人と同じ研修を受けることもほとんどないのではないでしょうか。
4番目も外資系以外では、海外の会社を買収、提携していてても、英語に力を入れている会社はほとんどないのではないでしょうか。
外国の大学の学長が日本企業に警鐘を鳴らしてくれているような気がします。
この本は、以下の言葉から本が始まっています。
「いま求められているのは、枠組みを超えて問う力である。」
私の周りでは、ルール、ルールと何をやるのも細かく決められていて、ルールがおかしいという議論にはなりません。
最初から強くうなづきながら読みはじめました。
ここに紹介されている企業と私のいる会社では雲泥の差です。
0 件のコメント:
コメントを投稿