今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルのひとつです。
多くの会社で、年初に目標設定をして、それに対してどれぐらい出来たかで、昇給、賞与が決まってくるのではないでしょうか。
私は、随分前ですが、人事に行きすぎた成果主義は改善すべきと問題提起したことがありますが、
この論文でも、警鐘を鳴らしています。
問題点を私なりにまとめるとこんな感じです。
成果連動型給与体系の四つの障害
①新たな課題が次々に浮上する中、将来の業務を特定する
ことが不可能。
②対象者は自分に都合よく評価基準を操作する。
③評価に関わる仕事ばかりし、それ以外の仕事を蔑にする。
④外発的動機付けは、内発的動機付けをなくしてしまう。
代理店営業に関して、もう少し言わせてもらうと、⑤ソリシターの能力だけではなく、(直販ではないので)「運」の要素が大きい、⑥リクルートから実績までの時間がかかるため、現担当者の実力であるとは言い切れない。
「金」のことしか言えない上司も寂しいですし、「金」のことか考えていないソリシターの寂しいです。お互いにお客様のほうを見て仕事をしましょうよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿