神田昌典氏の「あなたの会社が90日で儲かる! -感情マーケティングでお客をつかむ-」を読みました。
昔、エモーショナル・セールスという言葉をよく使っていましたが、この本はエモーショナル・マーケティングがテーマです。
10年以上前の本なので、もってる人もたくさんいると思います。
著者は「集客は科学」と言っています。私もそう思いまーす。他にも面白いことをいっています。
イメージ広告は、会社の収益のためではなく、福利厚生の一環でやっているというのが、私の見解である。なぜならば会社が格好いい広告を出していると、社員は、「あぁ、あのイメージのいい会社に勤めてらっしゃるのね」と親戚や友達からいわれ、自慢できるからである。それだけの効果しかない。
一理あるかも。何億?大手だと何十億?も使っているのに、それだけの効果しかないのではもったいない。「保険について相談したい」、「ちょっと話を聞かせてほしい」というような興味のあるお客さまを目の前に座らせるために使いたいですよね。
著者の得意なダイレクト・レスポンス・マーケティングも生命保険の世界でも活用できると思います。セミナーで生命保険を販売している代理店さんなんかが最たる例です。
保険会社の広告は、「イメージ」か「売りの圧力が強いもの」が多いですが、著者のようにマーケティングとセールスの全体プロセスを考え、ステップバイステップの仕組みを保険メーカーも作らないといけないと思います。
10年以上前の本ですけど、全く古さを感じさせないですし、滅茶苦茶おもしろいです。
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