P・F・ドラッカーの「変革の哲学」を読みました。
ツイッターのドラッカーBOTを読んでいる感覚で読みました(笑)。
医薬品メーカーでは、製品の四分の三が一〇年で入れ替わるくらいでなければ、自らの存続があやしくなることを知っている。しかし、どれだけの保険会社が、商品の開発や改善、勧誘やクレーム処理の研究に、自らの成長、さらには存続さえかかっていることを認識しているだろうか。・・・「現代の経営」
自らの製品、サービス、プロセスを陳腐化させることが、競争相手による陳腐化を防ぐ唯一の手立てである。・・・「未来企業」
イノベーションを行なうには、組織全体に継続学習の風土が不可欠である。イノベーションを行なう組織では、継続学習の空気を生み出し、それを維持する。ゴールに達したと考えることを許さない。学習を継続するプロセスとする。・・・「マネジメント」
いかなる企業にも、三種類のイノベーションがある。製品とサービスにおけるイノベーション、市場におけるイノベーションと消費者の行動や価値観におけるイノベーション、製品を市場へもっていくまでのあいだにおけるイノベーションである。・・・「マネジメント」
変化はコントロールできない。できることは、その先頭に立つことだけである。・・・「明日を支配するもの」
不適切な規模の組織には、肥大化した分野、活動、機能が必ずある。著しく努力を必要とし、多額の費用を必要としながら、成果をあげない分野がある。他の分野でいかに利益をあげても、肥大化した分野がそれ以上を吸い取る。・・・「マネジメント」
何度読んでも、どの本を読んでも面白いですね、ドラッカーは。
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