C・N・パーキンソンの「パーキンソンの法則」を読みました。
パーキンソンの法則とは、「仕事の量は与えられた時間を満たすまで膨張する」ということです。
第1の素因:役人は2人の部下に仕事を分担し、その部下はまた
2人の部下に仕事を分担し、1人の仕事を7人でやる
ことになる
第2の素因:7人の人間は互いに仕事をつくり合う
という2つの素因によって、役人の数は、仕事の量の増減に関係なく増加することを指摘しています。
私の周りでも上記のようなことが起こっています。ノンセールス(予算を持たない営業部門の人)が増えると、やることがないのか、つまらないエクセルシートを作って、報告書の量が増えます。報告書の量が増えると、分析に忙しくなり、またノンセールスの人が増えます。まさしくパーキンソンの法則です。
営業時間が短くなるし、それよりも、つまらない報告書を書かされるのと気分が悪くなります。役所ならまだしも、民間企業で間接部門が大きくなったら、高コストになって、悪いスパイラルに陥るしかありません。
これを読んでいたら、先日紹介した日産の会議、ワークをアウトして、ぜい肉をそぎ落とさないといけないですね。
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