谷原誠氏の「弁護士が教える!人生を成功に導く質問力」を読みました。
この本も電子書籍で85円で買いました。電子書籍はお買い得ですね。
テーマは「質問力」です。このごろ、仕事でも頻繁にこのことを言っています。
仕事でよく言っていることが冒頭に書いてありました。
質問の持つ2つの機能とは、
①質問に答えようとする考えさせる機能
②回答を強制する機能
質問をすることにより、その質問に含まれる内容を相手に強制的に考えさせることができます。これが第一の機能。そして、質問されたら、なかなか無視することができません。何らかの回答をしようとします。これが第二の機能です。
セールでよく言われる「ラポール」と質問の関係についても書いてくれています。
相手の一体感がないうちに、いきなり質問をされると人は反射的に警戒してしまうものなのです。
二者の間に壁のない環境で質問をすれば、相手は質問に快く答えてくれるようになります。
売れているライフプランナーのロープレを観ると、以下をやってます。
質問者の優位性を利用しつつ、あなたの要求をスムーズに通すには、「質問をシナリオ化すること」が有効です。
質問には「自然に受け入れてしまう魔力」があります。人は、何かを命令されると無意識に反発してしまうものですが、同じことを質問で言われると受け入れやすくなります。
売れている代理店さんとそうでない代理店さんの違いの大きなポイントのひとつも以下のように書かれていました。
感情が動いていないのに商品を勧めたら、売れるものも売れなくなります。もし、感情を動かす要素があるとしたら、あなたが提示した値段がとんでもなく安い時だけです。
対話の冒頭では、「契約したい」「商品を売りたい」「プレゼンで企画を通したい」などのあなたの要求を出すことを我慢して、まずは感情を動かすことに注力すべきです。
この本はお買い得です。おススメです。
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