マルティン・ブーバーの「我と汝・対話」を読みました。
「我と汝」、「対話」の2作品が収録された文庫です。
「対話」というテーマに興味があって読みました。
哲学書の古典なので、簡単に読めるというものではないですが、「我と汝」の冒頭から興味をそそられます。
長い解説のなかに以下のように書かれています。
ブーバーはこの対話という存在了解の道をとおって、人間中心の「われ」だけでによるのではなく、「われ」と「なんじ」の間に生ずるものが、真の存在であり、出合いとしての啓示の展開であると見る。この「われ」と「なんじ」の「間の領域」こそ、存在が存在となり、一切が成熟していく。
0 件のコメント:
コメントを投稿