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2011/08/15

巨像も踊る

ルイス・ガースナーの「巨像も踊る」を読みました。





もう、古典ですが、元IBMのCEO、ルイス・ガースナーのIBM再建物語です。

いわゆる大企業病からの脱却が大きなテーマです。業種は全く違いますが、大手保険会社も同じ問題を抱えているのではないでしょうか。



他社の競合商品と比べられることもほとんどなかった。


優秀な人材がいないわけではないが、人は善い経験のない者がほとんどだった。


そして、その経費が大問題だった。最高財務責任者(CFO)のジェリー・ヨークらが数か月かけて調べた結果、IBMの売上高経費率、つまり一ドルの売り上げを生むのにかかる経費は、競合他社に比べて並外れて高いことがわかった。


IBMには顧客を世界的な視点で見たり、顧客の要求に応じて技術を考えたりする姿勢がないように思えた。


業績に対する報酬

旧制度          新制度
均質性          差別化
固定報酬         変動報酬
内部ベンチマーク    外部ベンチマーク
社員の権利       業績本位



戦略戦術の話にとどまらず、企業文化は経営そのものと言って、第Ⅲ部で「企業文化」に触れているところが非常に興味深いです。

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