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2011/07/31

「成功」と「失敗」の法則

稲盛和夫氏の「「成功」と「失敗」の法則」を読みました。





月刊誌に掲載されたものをまとめた130ページ余りの本です。

下記の文章が大きな文字で1ページを使って書かれています。



苦難に対しては真正面から立ち向かい、
さらに精進を積む。
また成功に対して謙虚にして驕らず、
さらに真摯に努力を重ねる。
そのように日々
たゆまぬ研鑽に励むことによってのみ、
人間は大きく成長していくことができるのです。



心のあり方次第で現実の世界に
極楽も地獄も出現するのです。



「他に善かれかし」と願う、美しい「思い」には、
周囲はもちろん天も味方し、成功へと導かれる。
一方、いくら知性を駆使し、策を弄しても、
自分だけよければいいという低次元の「思い」が
ベースにあるなら、周囲の協力や天の助けも
得られず、様々な障害に遭遇し、挫折してしまうのです。



努力して、煩悩を抑えることが必要です。
そうすれば、人間の心の奥底にある、
美しく優しい心が必ず出てくるはずです。
そうした美しい心を持って生きることができれば、
たとえ物質的に恵まれていなくても、
幸せを感じることができるのです。



もし、自分に才能が与えられているなら、
それは従業員のため、お客様のため、
そして社会のために使われなくてはならない。
そのためには、これまでの成功に驕ることなく、
もっと謙虚に、さらに懸命に
努力を重ねなければならない。



人間は弱いもので、困難に遭遇すると
それに正面から挑戦することなく、
すぐに言い訳を考え、逃げ出そうとします。
しかし、それでは決して成功できません。
どのような厳しい状況にあっても、
それを正面から受け止め、誠を尽くし、
誰にも負けない努力を続けることが、
成功するためには必要なのです。



利己にとらわれない
正しい判断基準、価値観を
持つことができるようになってはじめて、
私たちは「足るを知る」ことができ、
心から「豊かさ」を
実感できることができるようになるのです。



一所懸命に働くことが、人生を素晴らしものに
導いてくれたのです。
働くことは、まさに人生の試練や逆境さえも
克服することができる「万病に効く薬」のような
ものです。
誰にも負けない努力を重ね、夢中になって働く
ことで、運命も大きく開けていくのです。



真のリーダーとは、人生において、ひたむきに
仕事に打ち込み、その中で人格を高め続ける
ような人物ではないでしょうか。
そのような人間であれば、リーダーとして権力を
委ねられた後も、堕落することも傲慢になることも
なく、集団のために自らを犠牲にして懸命に
働き続けてくれるはずです。



企業を発展させていこうとするなら、まずは経営者が
人間としての器、言い換えれば、自分の人間性、
哲学、考え方、人格というものを、絶えず向上させて
いくよう、努力を重ねていくことが求められるのです。



美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない
努力を重ねる人に、神はあたかも行く先を照らす
松明を与えるかのように「知恵の蔵」から一筋の
光明を授けてくれるのではないでしょうか。



この中で、今年一番気になっている言葉が、この文章の中にも出てきました。

「足るを知る」です。

人の欲求は、際限を知りません。いくら給料をもらおうと、満足をすることがありません。満足するためには、「足るを知る」ことが必要です。

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