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2011/06/17

こうすれば組織は変えられる!

ピーター・クライン、バーナード・サンダースの「こうすれば組織は変えられる -「学習する組織」をつくる10ステップ・トレーニング」を読みました。





10ステップとは、

 1.組織の「学習文化レベル」を評価する
 2.「ポジティブ思考」を奨励する
 3.「考えること」を認める職場づくり
 4.「リスクテイキング」を評価する
 5.互いの「資源」となる手助けをする
 6.「学習のパワー」を仕事に生かす
 7.「ビジョン」を描く
 8.「ビジョン」を生きたものにする
 9.「システム」をつなぐ
10.「ショー」を始めよう!

です。


「学習する組織」をつくるためには、「学習する個人」で集まった組織から始めないといけません。この本は、文化の変化を引き起こすメカニズムを提案しています。


学習を促進する一六の原理

 1.組織のすべての職階で一人ひとりが自己決定できるようになる
 2.失敗は学習し続けていくための足がかりであり、ビジネスの
   成長にとって欠かせないもの
 3.組織のシステムや構造をつくり直すことをいとわない
 4.学習は感情的なプロセスゆえに、学習者を応援するような企業
   文化が必要となる
 5.学習の結果だけでなく、学習のプロセスそのものを大切にする
 6.すべての学習者を適切に評価する
 7.知識とパワーを最大限にシェアする
 8.自分の学習を自分自身で組み立てることを奨励する
 9.自己評価のプロセスを教える
10.あらゆる場において人間の知性を完全に解放することを目標と
   する
11.学び方の違いを、学習を達成するための選択肢の一つとして
   認める
12.自分自身の学習および思考スタイルを確立し、他者とシェアする
   ことを奨励する
13.すべての従業員が専門を問わずさまざまな分野で知識を深める
   ことを奨励し、一生未知のまま終わってもよいものなどないという
   考え方を定着させる
14.実践を目的とする学習は、論理的で、道徳的で、楽しいもので
   なくてはならない
15.よいアイデアは意見交換やディスカッションを通して生まれる
16.すべてが再検討、再調査の対象となる



学習リーダーを選ぶ際に求める特性

 1.理系、文系全般にわたる広い教養
 2.さまざまな文化的背景への共感と配慮
 3.攻撃的な質問に冷静に答える能力
 4.リフレーミングの能力
 5.感情の高ぶりをなだめる能力
 6.教育・経済学の知識
 7.ビジネスの視点
 8.優れたマーケティング能力
 9.頭の回転のはやさ
10.批判を受け止める能力
11.矛盾を許容する能力
12.芸術的な素養
13.数量化への意識
14.コース内容を統合学習のプロセスに当てはめて考える技術
15.すべての人の理解力を信じる姿勢
16.子どものように考える能力
17.先を読む能力
18.ユーモアのセンス
19.普遍的なパターンやものごとの関係のついての理解
20.障害者への配慮
21.マイノリティーや特異な背景を持つ人々を含め、学習者一人
   ひとりが持つ価値を認め尊重する姿勢
22.間違いを認める能力
23.柔軟な姿勢
24.短絡的に結論を下さない姿勢
25.人の話を聞く意欲と能力
26.調査や研究の結果を応用できる能力
27.トレーニングの質を高める方法を積極的に研究する姿勢



かなり分厚い本で、学習する組織を作りたいとというか、競争に勝ち残りたいというか、代理店に選ばれる・喜ばれる会社になりたいというか、常に進化していくためには必要な考え方で、読みごたえバッチリです。


ピーター・センゲの「学習する組織」(第二版)が先行発売された日に違う「学習する組織」の本を紹介することになりましたね。

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