諸富祥彦先生の「生きていくことの意味 -トランスパーソナル心理学・9つのヒント-」を読みました。
たいそうなタイトルですが、中身はシンプルな心理学の本です。副題にある9つのヒントは以下の通りです。
ヒント1
どんな時も、人生には意味がある
ヒント2
人間の生死の意味は宇宙の自己進化の流れの中にある
ヒント3
弱音を吐き、助けを求めるのも、一つの生きる”能力”である
ヒント4
弱い私。ぐずな私。どんな”私”も大切な私
ヒント5
悩みや問題は人生の大切なメッセージ
ヒント6
人間関係のトラブルは”もう一人自分”の仕業
ヒント7
”病気の気持ち””症状の言い分”に耳を傾ける
ヒント8
昏睡状態は、人生をまっとうする最後のチャンス
ヒント9
この世での宿題をぜんぶすませたら、私たちはからだを脱ぎ捨てる
ヒントの約半分がミンデルのプロセス指向心理学についてです。ミンデルの本は、過去に何冊か紹介していると思います。
プロセス指向心理学について書かれいるところは、とてもわかりやすく、ワークもわかりやすく書かれています。
トランスパーソナル心理学について、以下のように書かれています。
トランスパーソナルとは、個(パーソナル)を越える(トランス)という意味。
トランスパーソナル心理学とは、”個を越えたつながり”を説く心理学のこと。
トランスパーソナル=個を越えたつながり=個が生きるつながり
0 件のコメント:
コメントを投稿