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2010/11/20

行動科学の展開

ポール・ハーシィ、ケネス・H・ブランチャード、デューイ・E・ジョンソンの「入門から応用へ 行動科学の展開」を読みました。





ハーシィ、ブランチャードと言えば、SL(シチュエーショナル・リーダーシップ)ですね。この本は、リーダーシップ全般ことを書きながら、SLについて書いています。

シチュエーショナル・リーダーシップ(状況対応リーダーシップ)とは、協労的行動と指示的行動のマトリクスです。

初心者には高指示・低協労、少し慣れてきた人には高指示・高協労、ある程度経験を積んできた人には高協労・低指示、ベテランには、低教労・低指示というようにマネジメントスタイルを変えていきます。

初心者にコーチングでアプローチしても、どうやってよいかわかりませんし、大ベテランにティーチングでアプローチしても嫌な顔をされてモチベーションを下げるだけですからね。



他のリーダーシップ理論でもおもしろいことがたくさん書いてありましたので、下記に書いておきます。


リーダーシップにマイナスになる資質

1.他人に鈍感-肌触りの悪い、脅かすような、威張るスタイル
2.冷淡、孤独、傲慢
3.信頼感の無さ
4.極端に野心的-いつも次の仕事を考えている。政治的行動。
5.ビジネス上、職務遂行上何らかの問題を抱えている。
6.委任しない、またはチームが作れない-超過管理
7.(フォロアーの)人選ができない
8.戦略的に考えることができない
9.ボスにスタイルを変えて接することができない
10.支援者や後見人に頼り過ぎる



影響あるリーダーシップ特性

馬力、達成、野心、エネルギー、粘り、率先性
リーダーシップをとる意欲(個人的な、または社会のための)
正直さ、廉潔さ
自信(感情的安定性を含めて)
知的能力
ビジネスへの精通
その他:カリスマ、創造力、独創性、柔軟性


リーダーはハート(Heart)で管理する

・耳を傾け、わかって欲しい(Heart and understand me)
・意見が別でも、誤解しないで(Even if you disagree with me, please do not make me wrong)
・わたしの中を価値を認めてほしい(Acknowledge the greatness with in me)
・わたしの善意を信じて下さい(Remember to look for my good intensions)
・理解を持って、正直に話して下さい(Tell me the truth with understanding)



5種類のパワーの基盤

規制力(Coercive power)
専門力(Expert Power)
公権力(Legitimate Power)
人格力(Referent Power)
褒章力(Reward Power)



ACHIEVE(アチーブ)モデル(仕事ぶりの問題に対する特有の見つけるステップ)

能力Ability → Ability アビリティ(能力) A
理解Understand → Clarity クラリティ(明快性) C
組織の支援Support → Help ヘルプ(支援) H
意欲Motivation → Incentive インセンティブ(誘因) I 
仕事振りについてのフィードバックFeedback → Evaluation エバリュエーション(評価) E
正当性Validity → Validity バリディティ(正当性) V
環境Environment → Environment エンバイロンメント(環境) E

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