冨田伊織氏(写真)、鬼界彰夫氏(翻訳)の「透明な沈黙」を読みました。
言語哲学者のウィトゲンシュタインの言葉と透明標本のコラボです。
透明標本とは、生き物の体に酵素をつけて、硬骨を赤く、軟骨を青く染色した写真です。言葉では分かりにくいのですが、とても神秘的な写真です。
神秘的な写真にウィトゲンシュタインの詩のような言葉が添えられた写真集のようです。
本屋で積まれているのを見て、きれいな写真とウィトゲンシュタインに惹きつけられて買いました。
前にも書いたと思いますが、言語学はマイブーム(古い)なんです。
心理学と言語学がセールスに役立つのではないかなあと考えています。
ウィトゲンシュタインの言葉を少し載せておきます。
生を、
そのあるがままに
見ることができますように。
つまり、
単にそれの小さな
取るに足りない
一つの断片ではなく、
それをもっと全体として
見ることができますように。
私は才能の乏しい人間だ。
こんな私にも
何か正しいことが
成し遂げられますように。
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