ミハイ・チクセントミハイの「フロー体験入門」を読みました。
この本の序文で、フローについて以下のように書かれています。
目標が明確で、迅速なフィードバックがあり、そしてスキル(技能)とチャレンジ(挑戦)のバランスが取れたぎりぎりのところで活動している時、われわれの意識は変わり始める。そこでは、集中が焦点を結び、散漫さは消滅し、時の経過と自我の感覚を失う。その代わり、われわれは行動をコントロールできているという感覚を得、世界に全面的に一体化している感じる。われわれは、この体験の特別な状態を「フロー」と呼ぶことにした。
序文とこれに関連する章を読んでいて、このごろスキルにあったチャレンジをさせてもらえていないソリシターが多くなっているような気がします。
誤解を恐れずに言うと、上司が部下に任せられない(管理したい)人が多くなっており、(とういかその上の上司が管理したがる)フロー状態になれないことが多いのかなあと思っています。
出世するため、たくさん収入を得るために仕事をしているというのではなく、仕事そのもの自体が楽しい、仕事をしていること自体が報酬だということは、ないでしょうね。
仕事自体が報酬、という状態で仕事したいですね。
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