楠木建先生の「ストーリーとしての競争戦略」を読みました。
タイトルに惹かれて買いました。「ストーリー」という言葉がマイブーム(古いなあ)です。このマイブームは、3年以上続いています。
この本は、タイトルのように戦略論の本なのですが、セールスにオーバーラップさせながら、読んでいました。
戦略を策定するとき、テンプテートやベストプラクティスを持ってきて、自社に流用するというようなことが行われますが、戦略をストーリーとして理解するということです。
以前にも、何回か書いたと思いますが、チラシやツール、キラートークや応酬話法・反対処理、商品勉強会など、細切れのパーツ、パーツを持っていっているということが多いと思います。
細切れのパーツを手を変え品を変え、提供しているソリシターの人にそこに至るまでのプロセスはどうなってるの?、その後のプロセスはどうなるの?という質問(半分嫌がらせ?)をよくします。
それが、きっちり描けていないと、その話を聞いた代理店さんもその話をするためにどうしたらいいの?、その話をした後、どうしたらいいの?と頭の中に疑問符がいっぱい出てくると思います。
結局、その話は使われずじまいということになってしまいます。
最初のきっかけから数字が上がるまでのストーリー一歩ずつ考える必要があると思います。
本の話に戻りますと、500ページもある本なのですが、非常に分かりやすく書かれていますので、読んでいても苦にならないと思います。
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