ジェシー・S・ニーレンバーグの「「話し方」の心理学」を読みました。
とても実践的な本です。セールスにすぐに使えます。
気になったフレーズを取り上げてみますと、
会話をしているときの自分を観察してみよう
意思疎通を阻む要因は、わたしたちの内にあるさまざまな思いや願望である
相手がなにかと抵抗を示すときには、こちらの話を聞く気がないと見てよい
なにかを質問するときに、なぜその情報が必要なのかという理由を省くと、相手に不信感を持たれやすい
聞きかた、話のしかたで、わたしはあなたのことをこんなふうに思っているのですよと相手に伝わる
会話をするとき、頭のなかで相手と入れ替わって自分の言葉を聞く立場に立ってみよう
話し手と聞き手の関心はかならずしも一致していない
会話とは論理と感情のせめぎあいの場であると考えてみる
感情的な反応に関して論理は無力である
相手の感情が高ぶっているときには、とりあえずそれを受容して相手を楽にしてやることだ
自分の感情に目をむける習慣を身につけておこう
つねに相手の真意を推し量る習慣をつける
話のスピードや間のとりかたも潜在的なメッセージとなる
会話とは本来、くいちがいの連続である
言葉が伝えるのは頭のなかにあるイメージの断片である
人の気持ちは理屈ではうごかない
人の考えを変えようとするのであれば、上手に質問することだ
相手の立場を受け入れるとは、相手がどう感じているのかを理解し、それを尊重することだ
相手に資源を提供するつもりで会話をする
話したいという欲求があると、聞く力はがくんと落ちる
論理的思考と感情の両面で人を納得させなくてはならない
質問をされると人は自然と思考を開始する
わたしたとはなにごとにも反復しながら徐々に学んでゆく
ここにあげたすべては、なかなか押さえられないですが、少しでも気をつけておくと、パフォーマンスが上がる気がします。
繰り返し読みたい1冊です。
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