クリストファー・ピーターソンの「実践入門 ポジティブ・サイコロジー 「よい生き方」を科学的に考える方法」を読みました。
このごろ、ポジティブ心理学の本が多いですが、また、ポジティブ心理学の本です。
昨日のテーマに関連のあるところを引用しながら、ちょっと書いてみたいと思います。
好意を持つ人たちは互いにポジティブな態度を取り合います。ポジティブな態度を生み出す要因は、
近接性:他の条件が同じであれば、自分の近くにいる人々に
好意を持つ。
類似性:他の条件が同じであれば、パーソナリティ特性、
価値観、信念が自分と似ている人々に好意を持つ。
相補性欲求:他の条件が同じであれば、自分の欲求を満たして
くれる人々に好意を持つ。
高い能力:他の条件が同じであれば、能力の高い人々に好意を
持つ。
魅力:他の条件が同じであれば、身体的魅力のある人々か、
さもなければ感じのよい人々好意を持つ。
互酬性:他の条件が同じであれば、自分を好んでくれる人々に
好意を持つ。
近接性は、他の条件が同じであれば、やはり訪問回数が重要ということです。何度も訪問してくれる会社の商品を売りがちになるということですね。
類似性は、代理店さんとの共通点を見つけるということです。日ごろの何げない会話の中で、共通点を見つける努力をしなければいけないということですね。
相補性欲求は、代理店さんの行動特性に応じた話し方や言い回し、即答、クイックレスポンスが重要ということですね。
高い能力は、他社のソリシターよりも優秀でないといけないということですね。
魅力は、整形するわけにはいきませんから、身なりを整える、身につける物に気を使う、体型には気をつけたほうがいいかもしれませんね。
互酬性は、代理店さんに敬意を表して、ビジネスパートナーとして、仕事をする、代理店さんのいない所で呼び捨てにしたりするような関係ではいけないということですね。
社会心理学でも「好意」については同じようなことをいっていますが、「好意」のページだけでも、これだけ楽しめます。
欧米を中心にポジティブ心理学の推薦図書ナンバーワンになっているようですので、一読されてはいかがでしょうか。
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