DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編訳の「組織能力の経営論」を読みました。
ハーバードビジネスレビューに掲載された組織学習に関する論文が集められた本です。
ずいぶん前に買っていたのですが、やっと読みました。
もっと早く読めばよかったという感じです。
この本のまえがきにこのようなことが書いてあります。
本来の学習とは、環境の変化に対応して、新たな知識、技術、行動、思考、態度、価値観、世界観、理想を、みずから獲得したり創出したりすることです。その際、価値ある知識とは、個人の真摯な洞察や直観を、組織全体で有効利用するプロセスから生成されるのです。
いつも書いていますが、小手先のスキルやテクニックの習得ではなく、もっと広く学び、個人の知を組織の知にすることが重要ですよね。
どこの会社でもベストプラクティスを共有していると思いますが、その中に流れている暗黙知がなかなか共有されてないような気がします。
ここをうまくやると、困っているソリシターの助けになると思うんですが・・
野中先生やクリス・アージリス、エティエンヌ・ウェンガーなど、組織論の大家が論文がいくつも載っています。
お勧めの一冊です。
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