ジョージ・ジラード、スタンリー・H・ブラウンの「私に売れないモノはない!」を読みました。
かなり嫌味なタイトルですが、とても面白いです。セールスに携わる人は必読です。
私は全く知りませんでしたが、著者のジョージ・ジラード世界で最も車を売るセールスパーソンです。
心理学でいわれていることを経験や実践で身につけ、分かりやすく書いています。
この本を読んで、いちばん強く感じたのは、お客様のことを強く思っていることです。
ソリシターの中でも、社内で代理店さんのことを呼び捨てにしたり、おっさん呼ばわりしたり、裏表がある人もいますが、代理店さん目の前にいなくても代理店さんですし、数字を出す出さないにかかわらず、敬意を表すべきです。
売れているソリシターは、そういうことがちゃんとできているなあ、あり方が違うなあということに気づかされました。
生命保険の販売なら妻や子供のことを話題にさせる、お客様と友達になれば、我々の仕事を助けてくれる、仲良しクラブは時間のムダ、上手なセールスは年中作物が育つ土地で種をまく、顧客に紹介を依頼することは顧客自身を喜ばせること、接客の内容を分析してなぜ顧客を買う気にさせることができなかったのかを見つけること、クレームはキチンと対処すれば将来もっと売り上げをのばすなど、他にもそうだよなあ、できてないなあというような「納得」の多い本でした。
保険セールスの本ではないですが、保険セールスにも使えるところが盛りだくさんでした。
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