吉田典生氏の「ビジョンマッピング」を読みました。
この本は、カーディーラーの社長へのエグゼクティブコーチングの話です。ストーリー仕立てになっているので、興味深く読めます。
最初のほうに、コーチの台詞で以下のようなものがあります。
「何をしているかではなく、どう在るかという問題だよ。コーチというのは仕事でなく、私の在り方だ」
「コーチ」のところを「ソリシター」に置き換えると、この数日前に頭に思い浮かんだことそのままになります。
ソリシター間の質問で、「どんなツール使ってるんですか?」「どんなトーク使ってるんですか?」というものがよくありますが、スキルや知識よりも「在り方」が重要だなあと改めて感じていたところです。
今年、著者と食事をさせていただく機会がありましたが、著者自身、クライアントに対して、この台詞を言っているのでは、と思わせる方で、オーバーラップさせながら読み、違う意味でも楽しめました。
非常に良い本でした。絶版になっているのが残念ですね。
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