ジェラルド・ザルトマンの「心脳マーケティング」を読みました。
ハーバードビジネススクールの名誉教授が、心理学と脳科学を融合して、マーケティングの本を書いています。
心脳とは、「心とは脳が活動することである」という概念を表す専門用語と書いてあります。
この本は、メタファーのことがかなり詳しく書いてあったので、手に入れました。売れている代理店さんは、メタファーを使うことがうまい人が多いですよね。メタファーの引き出しをたくさん持っているといったほうがいいかもしれません。難しい、退屈な保険の話をメタファーをわかりやすく表現しています。
メタファーについてはいろいろ書いてあるのですが、ひとつ抜粋してみますと、
メタファーは、消費者の注意を引きつけ、彼らの主観に働きかけ、状況理解を促し、購買決定や購買行動に影響を及ぼす。したがって、消費者の思考や意思決定を理解し、それに働きかけ、さらには彼らが価値を認めるような製品やサービスを提供しようとするならば、彼らが用いるメタファーを理解することが必要となる。
非常に興味深い本でした。お勧めの本です。
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